ピロリ菌の「除菌」で胃がんになりにくくなる?
2005/07/11
 
     
 

胃潰瘍と密接な関連があるピロリ菌は、胃がんとも関連し、除菌による予防効果が期待されていす。除菌により胃癌の発生率が1/3〜1/5に減少したという報告もあります。
 ピロリ菌は全ての人にひどい慢性胃炎をおこすという訳ではありませんが、慢性胃炎の変化が強いほど胃癌の発生率が高くなります。
日本人の成人の7〜8割がピロリ菌に感染しているといわれいますが、胃癌の発症率は1%程度です。したがってピロリ菌感染が即胃癌につながる訳ではありません。40歳以上では8割の方がピロリ菌を保有していると言われていますので、慢性胃炎がひどくなる前に、専門医で内視鏡検査を受けられることをおすすめします。


  

 
     

     
  急性胃粘膜病変(AGML)
2005/06/23
 
     
 

 胃潰瘍,十二指腸潰瘍,胃酸やペプシンによる自己消化作用によって生じる,胃および十二指腸粘膜の粘膜筋板を越える組織欠損のことである.胃,十二指腸潰瘍には一般的に、非ステロイド性消炎鎮痛薬や副腎皮質ステロイド,ストレスなどを原因として生じる急性胃,十二指腸潰瘍と,主にヘリコバクターピロリ(HP)感染を原因として生じる慢性胃,十二指腸潰瘍が認められる。消化性潰瘍として扱われる場合は,慢性の胃,十二指腸潰瘍のことを指している。
 写真は、鎮痛剤の連用により、急な心窩部痛で発症した急性胃潰瘍である。H2ブロッカーやプロトンポンプインヒビター等の薬剤で1ヶ月程で治癒する。

  

 
     

     
  逆流性食道炎
2004/09/02
 
     
 

粘液分泌能が低い食道粘膜は,胃酸に対して抵抗性が弱いため,食道胃移行部に下部食道括約筋部が存在し胃液の食道への逆流を防止する構造になっている。逆流性食道炎は食道の運動能の低下を伴いやすい高齢の女性に多い疾患で、内視鏡検査ではよくみかけられる。写真は中等度以上の症例で、2条以上の粘膜ヒダに連続して広がる粘膜障害があり、LA分類のgradeCにあたる。

  

 
     

     
  表層性胃炎
2004/04/09
 
     
 

幽門部大弯に櫛で掃いたような発赤をみます。内視鏡医は櫛状発赤と呼び、表層性胃炎に特徴的な所見です。胃炎は、出血性、びらん性、萎縮性、肥厚性などの種類があります。この表層性胃炎は、呼び名のごとく表層の炎症で、胃炎の程度としては軽症の部類にはいります。

  

 
     

     
  治癒写真
2004/03/27
 
     
 

外来ではよく見かける十二指腸潰瘍の治癒前後の写真です(上治療前、下治療後)。我々はよく見かけますが、患者さんにとっては一大事。潰瘍はほとんど内服薬だけで、劇的に治る疾患のひとつ。治癒期間もほぼ正確にお伝えでき、ドラマチックな治癒経過をモニターで呈示しながら説明できるのも、H2ブロッカーやPPI(プロトンポンプインヒビター)のおかげでしょう。

  

 
     

     
  胃ポリープ
2004/03/10
 
     
 

ポリープは胃内に粘膜隆起が突出した状態を差し、一般に良性のものをいいます。組織学的には、過形成ポリープと腺腫が大半を占めます。癌化率は低いですが大きいものは癌化していることもあり、内視鏡的ポリペクトミーの適応となることがあります。下の写真のポリープは,胃角部大弯に発生した約2cmの過形成ポリープで一部癌化が見られ、内視鏡的治療がおこなわれました。

  

 
     

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